環境

ここでは、自分が落ち込んだ環境を書いてみる。

  1. 考えないこと
  2. ぼんやりした性格からかもしれないが、自分は考えないことを癖としていた。 今思えば、これが自分の性格の中で、一番悪い要素だと考えている。 会社に入ってきた新人と仕事をしていると、考えていない人がたくさんいると感じる。 それは、ゆとり教育のせいなのかはわからない。 性格はいいのだが、言われたことしかやらない人がいる。自分の言い忘れまで、忠実に再現してくれる。

    たとえば、ホームページでキャンペーン抽選のためのユーザー情報を入力する画面を作ったとする。 ここで入力された情報を基に、キャンペーンで当選した人に、商品を発送するわけだが、 自分のラフスケッチでは、氏名、電話番号、郵便番号を書いて、 「こんな感じでね」と言ったが、肝心の住所がラフスケッチに無かったとする。 自分は、商品を発送する必要があるので、住所は入れてくれるだろうと考える。 考えない人は、住所欄がラフスケッチに存在しなかったので、そのまま作成する。 そして、できた旨の報告がきたのは、期限ぎりぎりである。もちろん気付くのも、ぎりぎりである。

    これが、自分の周囲にいた人に多かったので、ゆとりと関連付けられてしまうと思うが、 他にも、以下の事象も考えない人たちがいる理由ではないかと考える。

  3. パチンコにのめりこむ
  4. 社会人になったとき、パチンコにのめりこんだことがあった。給料日の翌日には、給料の半分を費やしてしまったこともあった。給料日の数日前から、昼食がタマゴサンド1個になることもあった。 パチンコは、ワクワク感を醸し出す一方、考えない癖をつけるための仕組みがあるのではないかと考える。実際に遊んでいると、次第に脳がとろけてしまう印象を受けた。通常、パチンコは玉が1個特定の場所に入った時に、「あたり」「はずれ」を判定するのが基本仕様だが、 ほとんどがはずれなので、それではすぐに玉が無くなってしまう。そこで、時間稼ぎのため、あたりそうな期待感をもたせるために、数分もの演出時間がある。演出が終わって、はずれであることが表示されると、今までの演出はリセットされて、 何も無かったかのように、先の処理に進む。これが閉店まで繰り返される。

    数分の演出時間、あたりのワクワク感、期待が失望に変わり、何事もなかったかのように先に進む。 これを繰り返していたら、考えるのが面倒になるのではないだろうか?考えない癖が身についてしまうのではないだろうか? もしそうなのであれば、パチンコ中毒の方々は注意したほうがいい。

    なお、パチンコをしながら他のことをしている人、他のことを考えている人、自ら飽きた人については、考えない癖はついていないと思われる。

  5. カジノにのめりこむ
  6. 特に、スロットマシーンは機械が相手なので、パチンコとまったく同じである。 テーブルゲームなど、外人さんと会話しながら進めていくものについては、少々ましではあるが、やはり期待感→失望感が繰り返される。 それよりも、英会話をして、外人と話をできるようにしよう。

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